教室のお約束とかマナーについてのお話。

 

今日は教室でのお約束やマナーについてお話させていただきます。

 

これまで30年以上、教室を運営してきましたが、思い出せないこともあるくらい、いろいろな事がありました。

子供たちとの出逢いは本当にありがたく、出逢った子供たち、全員が幸せになってほしい。。そう願いながらレッスンをしてきました。今も同じです。

 

まだまだ成長段階の子供たちなので、教室での失敗もあります。

ごく1例ですが・・

机の上に乗る、椅子の上に立つ、なぜか教室で使っているハンコが壁に押してある・・

 

基本、危ないことは注意します。

 

レッスン中に弾けないから、練習してこなかったから「怒る」「怒鳴る」なんてことはもちろんないのですが、危険なことをしたときは、怒ります。優しく言っても繰り返すからです。

 

ピアノの下にもぐらない・・

教室のものを勝手にさわらない・・(みんなの大事なSDカードとかね・・USBデータとかね、壊れたり、なくなると大変でしょう?)

ホームコンサートでテンションが上がりまくって他の生徒さんに迷惑をかける・・(これは怒ります)

 

玄関の靴を揃えていない時も、気づいた時には「揃えようね」と伝えます。

子供だから、何度言っても繰り返しますが、できるまで根気よく伝え続けるのは大事だと思うからです。

 

毎月の月謝についても・・

 

「はい、先生、集金!」といって出す子。

 

そんな時は「ピアノ教室の場合は集金じゃなくてお月謝っていうのよ。集金っていうのは学校で教材費とか旅費とか集めたりするものでしょ。教室とかは謝礼の意味があるからお月謝って言うの。」

 

そう言うと「ふーん・・そうなんだ」と。

 

でも、次に出すときに「集金!!!」というので

「お月謝・・。」とお返事します。

 

こうして、「集金」と言っていた子が「はい、先生お月謝です」と言って渡してくれるようになりました。

 

実は私も過去、知らなかったり気づかなかったことで恥ずかしい思いをしたことがあります。

 

茶道を習っていた時に、お渡ししたお月謝について(細かく言うとお札について)みんなの前で注意されたことがあります。もちろん、成人でしたので両手で先生にお渡ししたのですが、そういうことではなかったのです。

 

息子の公文の先生からは怒鳴られたことがあります。

公文から帰宅した息子が上着を忘れてきたので、もう何時間も公文で勉強して疲れてるだろうというのと、私が走っていったほうが早いというのもあって、私一人で取りに行きました。

そしたら先生から

「そんなの、子供に取りに来させなさい!!甘いっ!」

 

いやあ・・・恥ずかしいのなんの・・

たくさんの子供たちの前で怒られました。

 

でも、先生のおっしゃる通りだと思いました。

忘れ物をしたのは息子。疲れてるだの私が取りに行ったほうが早いだの・・

そういうことではなく、取りに行きたくなければ忘れてくるな、という教育ですね。

もちろんそこで、親が出ない。

 

まあ、忘れ物に関しては私の教室では本人でなくても怒ったりはしませんが・・

 

あの時に教えていただいてよかった・・と思うことばかりです。

 

 

息子だってまだまだ成長段階。外でマナー違反をしていることもあるはずです。

でも、その時に誰かが息子に気付かせてくれたらうれしいなと思うのです。

 

教室でのマナーに関して言えば、お母さまがいらしても、子供には直接伝えます。

なかなか直らない時などはお母さまにご協力いただきます。

 

基本、ピアノを習いに来る子供たちなのでマナーのいい子がほとんどです。

でも、たまにやんちゃな子もきます。

 

ちょっと・・あらら・・と思うときは私から注意させていただいていますのでご了解くださいね。

 

もう一つは時間について。

40分というレッスン時間は準備と片づけの時間を含みます。

だからそれ以上早く来たり(例えば10分も早く来るとか)すると前の生徒さんのレッスンのど真ん中でピンポーンとインターフォンが鳴り、レッスンが中断します。録音とかしていたら、やり直しです。

もともと30分レッスンだったものを、みんながしっかりレッスンを受けることができるように付け足した前後10分の時間です。ご協力よろしくお願いいたします。

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM