練習曲でde遊ぶ。

 

私がピアノを習っていた頃は・・

宿題の練習曲をレッスンで弾いて、終わり。

 

まあ、当たり前といえば、それでいいのですが、どちらかというと、ピアノを楽しむではなく「訓練」に近い感じ。

ある程度、弾けるようになった時に好きな曲を弾けるようになったので楽しくはなりましたが、「自由に弾く」ということをしないで育ちました。

 

音大を卒業してすぐにジャズピアノを習いたい、と母に話しましたが、「弾き方が崩れる」からと反対されました。

 

今、思えば、「やりたい!」と思った時にやっておくべきだった、と思いますが、今からだって出来なくはない。

あの頃より時間がないだけ。

勇気もちょっとなくなってきた。

 

でもね・・人生は1度きりだから・・

やり残したくないんですよね・・。

 

人生設計を今年、もう一度立て直してやってみたいことをやっていこうと思います。

 

 

私がジャズが好きな理由のひとつが、アドリブの部分です。

 

アドリブって自由で(もちろん制約はありますが)音で遊べる、リズムで遊べる・・音楽って楽しめないとつまらないって思うんです。ただ、弾いてるだけじゃ、つまらない。

 

「作り出す」という作業ができたら、いまよりもっと楽しくなれる。

 

それはアドリブだけじゃないんです。

 

私はよく、生徒さんにリズムを指導するときに「言葉」を用います。

一番分かりやすいから。

タンとかタタンでもいいけれど、「言葉」のインパクトはすごいから。

 

3連符は「いちご」とか可愛い言葉でなく「ゴリラ」。

 

3連符が4回続いたら、ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ・バナナ・・・とか。

バナナの次が1拍目。またゴリラが来る!

 

タタタ・タタタ・タタタ・タタタ・・・より、リズムがすぐにつかめます。

 

そこから発展して、練習曲に歌詞をつけちゃおう!という提案もします。

歌詞がついている曲なら、2番目、3番目の歌詞も考えてみよう!

 

ただ、弾く、だけじゃなくって、いつもどうしたらもっと素敵になるかな、楽しくなるかな・・誰かに聴かせたいな、一人で練習しながら面白いアイディアが浮かんでニヤニヤするのって楽しいから。

 

 

今日はスケールとカデンツを練習している小1の女の子が、カデンツに歌詞をつけてきた~❤

と言って嬉しそうにしていたので、聴かせてもらいました。

 

カデンツ、4つの和音に・・弾き語りで・・

 

「カ・デ・ン・ツ~っ!!」

 

ナイスすぎる・・。

 

これ、みんなに広めようかな・・

カデンツ・・言葉がしっかり頭に入るし。

 

 

今日の1番のヒットでした❤

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM