アンサンブルをする理由

 

発表会では毎回

アンサンブルをします。

 

もちろんソロ演奏はしますが

お友達や先生とのアンサンブルは

ソロ演奏と違って

とても楽しいものです。

 

 

今までは

自分の好きな曲を1曲

アンサンブルで弾けました。

だから

その曲を弾くためにお友達に相手を頼むのです。

 

ですが

 

今年はグループを先に決めて

グループで1曲になりました。

 

お母さまと組む子もいれば

お友達と組んだ子もいます。

 

お友達と組む場合

ここで

ちょっとした問題が起こります。

 

選曲です。

 

相手が自分と違う曲を弾きたいと言ったら?

そしたらどうする?

 

まずは話し合いがはじまります。

 

そして

 

子供たち同士で

譲り合いの気持ちが生まれます。

 

みんな、みんな

自分が弾きたい曲があります。

すごく弾きたいけれど

曲を優先するのではなく

組む相手を優先します。

 

「その曲でもいいよ」

 

レッスン中にそんな言葉が聞こえます。

 

とっても、とっても

優しい言葉。

 

その瞬間・・

 

相手の子も

 

「うん・・私も

この曲じゃなくてもいい・・」

 

 

こうして曲が決まって

個人練習が始まります。

!(^^)!

 

次は合わせの練習。

 

ここでまた

お互いの音を聴いて

相手に合わせる気持ちが生まれます。

 

ソロ曲と違って

アンサンブルは

「人に合わせる力」が必要で

この過程で

子供たちは

「人に合わせる力」が育ちます。

 

 

「発表会」

 

 

私は、この大きな舞台に向かっていく

その過程が一番大切で

大きく成長する時間だと思っています。

 

だからこそ

アンサンブルをします。

 

今年も発表会まで

みんなの胸に

素敵な経験を刻んでいけますように・・。

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM