悪性腫瘍だったと判った日。


昨日のブログの続きです。

皆さんは市の健康診断、受けていますか?

私も受けていました。毎年。

そして乳がんになった親戚は誰もいませんでした。

だから、マンモの検査の結果、再検査となった時、あれれ?と思いましたが、よくある「大丈夫だったー」で終わると思っていました。

石灰化しているところが見受けられるので、ということで近くの専門医を紹介してもらってそこに通うことになりました。

最初は1ヶ月に1回くらい。

落ち着いてきたので3ヶ月に1回くらい。

もっと落ち着いてきたので、半年・・

そして先生が大丈夫だね・・ということで、1年とスパンが空いていきました。

そしてほっとした矢先でした。

エコーでシコリを発見。様子見。

触診で自分では1センチほどだと感じました。(でも実際はその倍あったみたいです)

触った感覚は、本当に「コロコロした丸い球」が入っている感じ。痛みも痒みもありません。

念のために細胞診をすることになり、針も太くて大きな注射器が登場。でも、その前にブスッと数カ所、麻酔注射(そっちがよっぽど痛い)

そして病理検査に出した結果、白。

年末だったのですが、良性のシコリなのに、どんどん大きくなってきたので先生が「気持ち悪いからとっておこう」ということで年明けに手術をすることにしました。

それが2月でした。(この時は5センチくらいのシコリになっていた)

局所麻酔で意識がある中での日帰り手術。

帰りのバスの中で麻酔がどんどん切れてきて、薬局に寄って痛み止めをもらうのに脂汗をかいた記憶があります。

そして、それから1週間後。


先生が、「あのね・・病理検査に出した結果なんだけど・・取り出した腫瘍全部から癌細胞が見つかってね・・。再手術しなくちゃだ・・」

「再手術って、どういう手術なんですか?」と聞くと「全摘だね」と。選択肢はなし。

ちょ。ちょっと待て・・良性だったでしょ、で、手術して取り出して、なんで次が全摘?

一度手術をしてしまったので血が回ってしまっているので様子がはっきりわからないのだそうです。だから全摘しか方法がないと。


それを言われた時は実感が湧かずにヘラヘラしてたと思います。信じられないという気持ち。

そして看護師さんからすぐに「娘さんいらっしゃる?」と聞かれました。

遺伝するからです。

息子でよかった・・・。(男子の乳がんもあるらしいですが)



診察室をでてから、椅子に座ってしばらく意識が飛んでました。

ハッと我に帰り、着替えて病院を出、バスに乗り・・また意識が飛んで、乗り越しました。

いつもは車で診察に行っていたのですが、その日は念のためにバスで行ったのでそれはよかったです。

頭の中は、なんで悪性腫瘍ができたんだろう?

その思いがぐるぐる巡っていました。

今から考えたら、その前の年はなんだかんだとストレスの多い1年だったように感じます。

ストレスって、病の元ですから・・・何度も言いますが・・。

でも、防げなかった?

せっかく、何年も病院に通ったのに・・・。

いえいえ・・防げてたと思います。

長くなるので明日にします。


愛♪PIANO SCHOOL ROOM