東京オリンピック(オリンピック貯金箱のその後)


このオリンピック貯金箱は、現在高校3年生の息子が小学3年生の時に作ったものです。

確か、夏休みの自由研究の工作だったような・・

次のオリンピックまでに4万円を貯める!という目標を掲げた貯金箱でしたが、結局、開けずにそのままになっています。

開けるためには壊さないといけない仕組みになっているので、「もったいない」のだそうです。

その「もったいない」はこの貯金箱が古くなればなるほど、「もったいない」ものになっていきそうですが・・

今年は開けるの?と聞いたら・・

「開けない」のだそうです。(^◇^;)

持ってみたら、結構重い。

ジャラジャラと音がします。一体、いくら入っているのだろうか・・?

そして、先ほどは男子400メートルリレーの決勝でした。

実家にテレビを観に行き、応援しましたが・・

バトンを渡すときにミスがあって、第1走の多田くんが走って終わりになってしまいました。

なんともいえない気持ちになりました。

この日のために、努力してきたこと、我慢もしたこともたくさんあっただろうし、代表に選ばれなかった選手たちのためにもメダルを目指して頑張っただろうし・・

桐生くんは、きっとこれで最後なのかな・・最後だったかもしれないのに走れなかったな・・

でも、それを桐生くんは「自分が予選でもっといい走りをしていたら、みんなに気持ちの余裕を持たせてあげることができたのに」と言っていました。

よく、そんな言葉が出るなって・・

メダルを獲るために作戦を立てて、それが本番で上手くいかなかった結果。だから、そのことに悔いはなく、次につなげたい・・

というようなことを選手たちはインタビューで答えていました。


本番一発勝負、とは、このことだなあ・・。

どんなに練習を積んできても本番に力が出せなければ終わり。

無情だけれど、そういう世界なんだ。

これは音楽の世界にも共通していて、どんなに練習をしても本番、ど緊張の中で力が出せなければ終わり、それと同じ。

なんだか、学生時代を思い出してしまいました。(もちろん、私がしていた努力とアスリートがしている努力は比べものになりませんが)

今年、オリンピックの開催は心から賛成できるものではなかったですが、競技を終えた選手たちが「開催していただいてありがとうございました」とインタビューで答えていたときに、泣けてしまいました。

どんな思いで、この日を迎えたんだろう・・。

苦しかっただろうな・・。

だから選手たちは応援したい。


だけど、選手の大事な金メダルをかじってしまうような、そんな政治家がきっと多いだろうと思う日本の政治。

日本、先が見えないなあ・・。



教室では毎月、私からのミッションを行ってもらうことになっています

8月のミッション。

『 元気に夏休みを過ごすこと。 』

頑張ろ!!


愛♪PIANO SCHOOL ROOM