今の演奏、どうだった?と聞く理由。


レッスンの始めは・・

「今週はどんな感じだったかな?」


宿題の曲を弾いてもらう時は・・

「この曲はどんなことに気を付けて弾いてきた?」


1曲、演奏が終わったら・・

「今の演奏、どうだった?」


と、ほとんどの場合、子供達に聞きます。


それは弾く前に、考えること・・
弾いた後に演奏を振り返ることの大切さを伝えるためです。

もちろん、ピアノを始めたばかりの子供達にはこの質問に少しずつ答えることができるように指導していきます。

だから、最初は

「楽しかった!」
「上手に弾けたよ」
「よかっった」
「頑張った」

という答えから・・

「ここの音を間違えちゃった・・」
「ここの音の長さがなんか違う感じする」

とか、少しずつ自分の演奏を覚えておくことができるようになります。

そして・・

「どうだった?」
と私が聞く前に・・

「えっと・・今の演奏は・・」

と、自分からお話ができるようになります。

出来ないことは悪いことではない。
間違うことも悪いことではない。

出来なかったところや、できないところを覚えておくことが大切なんだよと伝えます。


だから、ミスした部分を覚えて答えることができるようになったらめちゃくちゃ褒めます。

褒められると・・次も頑張って覚えて答えようという気持ちになりますから。


まずはそこからです。

もし、自宅練習でお子さんの練習をサポートさえるのであれば、弾く前の声かけは

「この曲は何が難しいの?」
とか
「レッスンノートになんて書いてあるの?難しそうだねー」
とか
演奏する立場になって声をかけてあげることをお勧めします。


そしてもし・・練習にならないような練習をしていたら・・

いっぱいピアノ弾いて頑張ってるね!
難しそうな曲だねー
など・・
まずはこの一言が大事です。。
肯定してあげること。

そこから・・

レッスンノートを見てみようか・・(見なさい、でなく、一緒に見てあげる)
今日はどの曲のどこを頑張ってみる?

など、声をかけてあげるといいかもしれませんね。


親子でピアノの練習をするのは、子供が成長するにつれてどんどん難しくなっていきます。

それこそ、親の「忍耐」が試されます( ^ω^ )

キレそうになたら・・w


大きく深呼吸・・・

10秒、目を閉じてみましょう・・


愛♪PIANO SCHOOL ROOM