お母さんが、子供の一番のファンに!!

 

自宅でお子さんがピアノの練習をしているとき、どんな言葉をかけますか?

 

何度も、同じ所を間違ってばかり!!

いつになったら、その曲、合格するの?

 

ちょっと練習して他のことを始めたお子さんに・・

 

え?もう練習終わり?

そんなんじゃ、上手になるわけないでしょ!!

30分は弾きなさい!!

 

もし・・こんな言葉掛けをしていたら・・

 

きっとそのうち、ピアノが嫌いな子供になります。

 

大人もそうですが、子供は、特にお母さんから認めてもらうのが一番嬉しいから。

お母さんの喜びは自分の喜びなんです。

だから、お母さんは、ピアノを弾いているお子さんの一番のファンになってあげて欲しいのです。

 

○○ちゃんのピアノ、お母さん大好きよ。

最近、音が変わったね。

優しい音も出るようになったのね・・。

とってもいい音だね。

その曲、お母さんも大好きだから、早く最後まで弾いたのを聴きたいな・・

 

こう言われて嬉しくない子供なんていませんから。

 

そして、ちょっと練習して席を離れたら・・

 

もう終わっちゃったの?

残念だな・・

もっと聴きたかったなあ・・

ほら、あの曲もう一回弾いてくれる?

あの曲聴くとワクワクしちゃうよ!!

 

きっと・・また弾いてくれることでしょう。

 

 

昨年末の音楽会のアンケート用紙、保護者の方から出していただきました。

印象に残った曲=自分のお子さんの曲

と書かれていた方が結構いました。

とっても嬉しかったです。

 

今年は、誉めまくって伸ばしてあげましょう。

 

自分のピアノをお母さんが好きだと言ってくれる。

だったら、もっと頑張ろう。

お母さんがいるときに練習しよう。

そう思うようになってくれると信じています。

 

実際に、ご自分のお子様のピアノが大好き、と教えてくださるお母様もいらして、やっぱり、ぐんぐん上達しています。

ご家庭で上手に声かけされていらっしゃるのだと思います。

 

 

私も息子のピアノが大好きです。

小さい頃から弾いている姿が好きでした。

楽しそうに弾いていたし、一緒にコンサートへ行くと帰宅してから弾き方を真似してみたり・・

音楽の話題は尽きません。

 

歌は正直、下手くそですが・・。

それでも、けなしたことは一度もありません。

聴いて、聴いて・・!!

と言うので、歌っているところを聴いたりしましたが・・

はっきり言って音程が取れてなかったりして「何の曲」なのかよくわからないこともありました。

きっと、そこで「下手!!」って言ったら、私の前では2度と歌わなくなっていたと思います。

 

でも・・

今、大好きな曲を家の中で楽しそうに歌っている息子の音程が取れてきているのを感じて、ちょっと嬉しい。

音楽って楽しむものだから。

辛い気持で向き合うものではないから。

練習も楽しくできるように、応援してあげたいですね。

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM