2019音楽会★舞台装飾・演出のお話

 

今年の音楽会のソロ演奏の時間は、プロジェクターを使ってスクリーンに、演奏者が描いた絵を映しました。

初の試みでした。

 

9月に、ソロ曲のイメージに合う絵を描いてきてね。と用紙を渡しました。

中学生以上は写真でもいいよ、ということに・・。

 

1人、1人の絵を眺めながらその子の感性だったり想像力だったり・・

みんな、それぞれ個性豊かで素敵な絵ばかりでした。

 

まさか・・

 

こういう風に使うとは・・と。

スクリーンに映し出された絵を見てビックリされた方もいらしたようです。

受付あたりに、貼りだされるのかなと思っていました・・。という声もありました。

 

あまり、いろいろ言ってしまうと親の方が力が入ってしまって、その子の個性がでなくなるので、そのまま、ありのままの絵を描いて欲しかったのでなるべく内緒にしておきました。

 

そして、スクリーンに映すためにステージの照明は落とすことになるため、「光」の演出をしたいな。と考えていました。

 

クリスマスツリーは大きくて組み立て式。

2年に1度のこの音楽会のステージにしか登場しないけれど(運ぶのも重いのです)運んで組み立てて飾って・・が毎度大変なのですが、今回もスタッフに(家族ですが)お願いしてツリーをだしました。

 

そして床に散りばめたキャンドル・・・。

 

これは全部で250個用意しましたが、点灯しないキャンドルがあったので、結局は240個より少なかったかな・・。

 

このキャンドルはトランスパレントペーパーと言って北欧の折り紙で作ったキャンドルホルダーに電池式のキャンドルをセットしたものです。

キャンドルホルダーは生徒さんと、保護者の方々にもお手伝いしていただいて用意できました。

 

実は、このアイディア・・

今年の夏に誕生したんです。

 

2年前に教室で「トランスパレントワークショップ」を開き、キャンドルホルダーなどを作りました。

そのblogを見た企画会社の方から「今年、軽井沢プリンスホテルで光のイベントをするので、トランスパレントの講師として宿泊客にワークショップを開いて欲しい」というオファーがきたんです。

そして、軽井沢の森にこのキャンドルホルダーを300くらい作ってもらって散りばめたいと。

 

もちろん、私はトランスパレントについてそんなに知っているわけでもないですし、キャンドルホルダーだって本を見て作った物、本業はピアノ講師ですから・・。

そういう事情もあり、今回の話は流れたのですが・・

 

「これだ!!!」

 

「つぎのステージにはこのキャンドルをたくさん作って飾ろう!」

 

と、決めていたのです。

 

 

お陰様でこのblogも毎日多くの方にお読みいただき、いろんな方の目にとまるようになりました。

 

女性ファッション雑誌の(全国紙)「クラッシー」からも「お稽古事特集に掲載させてほしい」とオファーがきました。

こちらは、掲載するにあたってかなり料金がかかるのでお断りしました。

自分からお願いしても掲載してもらえない企画なのですが、いろいろ考えた結果・・

これ以上、問い合わせが増えても対処できないこと。

この金額を払うのであれば、新しいピアノの購入費用にあてたい・・。

掲載されたら嬉しいけれど・・きっと生徒さんも嬉しいかもしれないけれど・・

もっと違う形で喜んでもらう方法はあるしね(^^)

 

今年の春休みに息子と一緒にいった神戸の生田神社で縁結びのお守りをひとつ、いただいて帰ってきました。

今年はたくさんの出逢いがありました。

きっと、その力だったのかな・・って思います。

 

話はそれましたが・・

 

舞台の演出とか・・考えるの大好きです。

ただ・・それが自分の力でできるものか・・考えながらですが・・

みんなの心がワクワクするような演出ができたらいいなあ・・

音楽会の準備をしながら、いろんなアイディアが浮かぶのですが、忙しくて全て実現できずに終わります。

 

まじめに・・・アシスタントが欲しいこの頃です。

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM