イメージ通りにならない理由

今回の音楽会で息子と久々にレ・フレールの曲を弾きます。


合わせ練習をしているのですが、なんかイメージに近づかない。


昨夜は息子と、なんか全然違うよね

(まあ、レ・フレールと同じに弾けるわけないのですが(^_^;)


なんでた?




すると息子。


「きっと同じイメージを持って弾いてないからじゃない?」


う~ん。

そうかな。

でも、それも大事だよね!

とりあえず、CDもう一回聴いてみようよ。



ということで、CDで演奏を聴きました。


ペダルをもっと使っているのもあるけど、やっぱり低音の重厚感が違う。


ということは、私?だよね?



でも、もう精一杯弾いてるし、これ以上は無理だよ。

しかもレ・フレールは男性だし音量も出るよ!

それにベーゼンドルファーで演奏してるから低音が響くんだと思う。

このピアノとは音色も違うしね。



と自分で言って気が付きました。



あ。



わかった。


私の左手、これ1オクターブ下で弾いてるのかも!


もう1度、CDを聴き直したらビンゴでした。


ベーゼンドルファーだけに存在する左端の鍵盤。



あ~、これだ~。



違うわけだ~。


レ・フレールがいつも演奏で使用しているピアノは、ベーゼンドルファーのインペリアル。


2人で顔を見合わせて、かなりガックリ。



すると息子が


「お母さん、左手1オクターブ下げて弾いて!



いや、無理でしょ。

本番まで2週間しかないし。

1オクターブ違うだけで感覚変わるし、しかも鍵盤は見慣れない黒い鍵盤だし。

我が家にベーゼンないし~😅


「お母さん、ピアノの先生なんだし!」


いや、ピアニストじゃないから。



無理~っ!



そこには非常に残念そうな息子の顔。




出版されている楽譜は、一般のピアノで演奏ができるように左手の部分を1オクターブ上げて書いてありました。


謎は解けたけれどスッキリしない結果となりました(T_T)


こういうことも、あるのね。



また1つ、学びました。




愛♪PIANO SCHOOL ROOM