中学生、高校生の生徒さんへ

8月も、今日で終わりですね。


学校では2学期が始まり、音楽会のピアノ伴奏の練習などもオーディションにむけて、最終調整に入っています。


12月の発表会まで、あと3ヶ月。

この3ヶ月の間に中学や高校では合唱コン、体育祭、文化祭、中間テスト、期末テストと行事がてんこ盛りです。



この中でピアノの練習を積んでいくのは、ある意味、時間を作る「技」がないと難しいのです。


部活でヘトヘトになって帰って、それからビアノ。

息子が中学生になった時は、部活の後は本当にヘトヘトで帰宅後ずっと寝ていました。


小学生の時は、もっと時間があったから、本当はもっと練習できたよね~、なんて話していました。


でも、高校生になったら、もっと帰宅が遅くなって(中学生の時より2時間くらい違うかな)、今ごろになって、中学生の頃は時間があったよね、なんて言ってます。


結局ね…



時間は作り出すもの。

時間なんて余らない。

余った時間に、とかは、ない。ってことなんですよね。



今、レッスンに通ってきてくれている中学生、高校生のみんなは、基本ピアノが好きな子たちです。


テスト前日だって、レッスンに来ます。


中学生のお母様が、ピアノはやめずに続けていきたい、って言ってます。と、話してくださる。


受験生なのにレッスンに来る。


高校生の男子が楽しそうにレッスンに来てピアノを弾く。


学校で嫌なことがたくさんあって。学校行きたくない。でも、家に帰ってピアノを弾くと気持ちが晴れるの。


そんな場面、場面に出会う度に、いつの間にか、ピアノがその子の人生を潤す存在になったんだなぁ、と胸が熱くなります。


中学→高校は、ある意味、忙しさに慣れているので、なんとかなるんですけれど。


小学→中学は、生活がガラリと、変わるので、学校生活についていくだけで精一杯になったりします。


休日、ダラダラしていてピアノ弾く時間があるはずなのに、練習しない、とかもあるでしょう。


きっと、体力だったり気力だったり、容量一杯になっているのでしょうね。


音楽会の曲がまだまだ弾けていない生徒さんは、これから1ヶ月が勝負です。


9月から、更に忙しくなりますよ~。


だからこそ時間を作り出す「技」を身に付けてほしいなと思います。


どんなに短い時間でも、毎日10分の練習をすれば1年間で3650分。


なにもしない人よりは前に進めます。


きっと10分なら作れると思います。


もし、朝も10分作れたら、1日20分練習したことになります。


隙間時間を上手に見つけて効率のよい練習方法をみつけましょうね✨


練習予定も一緒に見直していきましょうね☺️



愛♪PIANO SCHOOL ROOM