ピアノを習っていて良かったと思えるのは中学生になってから。

 

私にとって子供達を教えていて嬉しいことの1つが、「中学生になってもピアノを続けてくれる生徒さんが多いこと。」

 

幼稚園、または小学生からピアノをスタートした子供達が、7年8年・・

毎日の辛い練習(楽しいときもあるけど、大変なときが多いよね)を積み重ね、中学生になる。

 

ピアノを習っていて、本当によかった、と思えるのはここからだと思うのです。

 

そもそもピアノを習う理由ってなんだっけ?

 

ピアニストになりたい?

 

いえいえ・・多くの子供達は、お母様方は「好きな曲が弾けるようになれたら・・」「生涯の趣味を身につけることができたら」・・ピアノで幸せになれたら・・と思っているはずです。

 

好きな曲を楽譜を見て自分の力で弾けるようになるまでには5年、6年かかります。

 

ちょうど中学生になるあたり。

 

ここで・・部活で・・勉強で忙しいからやめてしまう・・

 

もったいない!!

 

ここからなんです。

 

忙しいから・・毎日の生活が大変だから・・

だから続ける。

 

その理由は・・

 

部活や勉強の疲れや、学校で嫌なことがあった時とか・・

ピアノを弾くことで自分が癒やされるんです。

ピアノを弾いている時間って本当に嫌なことを忘れることができる時間。(そればかりではないけれど)

 

これってとっても大切な時間だと思います。

そして、好きな曲を弾いたら・・気持ちが晴れるんです。

 

それに、好きな曲や弾きたい曲ってこのくらいの年齢になると沢山でてきます。

 

今、この教室でピアノを続けている中学生以上の生徒さんは、みんなピアノが大好き。

ピアノを弾く時間が癒やしとなり、励みとなり・・

教室の来るとホッとする・・子供達の顔を見ているとそんな時間なんじゃないかな・・と思います。

 

30分じゃ足りないくらい・・

あっという間にレッスン時間が過ぎてしまって・・

もっと一緒にいたかったな・・もっとお話もしたかったし(たまに相談室にもなったりする)・・もっと教えてあげたかったなあ・・

そんな思いで「また次ね!!」と手を振って別れます。

 

こんなレッスンが中学生になっても出来るようにするには、小学生のうちに読譜力をつけること。

高学年になっても「わかんない~!!」と言っている子がいたら・・

(→わからないのでなく、面倒なだけだったりするパターンが98%。)

「わかるから読んで弾いてくる!」「自分で弾く!!」・・・と突き放します。(そう言いながら心配なんですが)

 

自力で読まないといつまでも読めない。

いつまでも私が必要になります。

 

中学生になったときに、ピアノが癒やしになってほしいから・・・・。

子供達の人生がピアノで潤って欲しいから。

 

 

今日も、応援。ずっと応援してるから。

みんな、がんばろう!!

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM