GW明けて、本格的に部活がスタートした新中学生がレッスンにやってきました。
部活後の中学生のレッスンの定番は「ピアノとジャージ」です。
なかなかの組み合わせです。
少し疲れた表情ですが、ピアノを弾き始めると表情が生き生きとしてきます。
なんだろ・・。
きっと、部活とか勉強とか・・新しい環境にもなって、とっても、とっても大変だと思うのに、今までよりしっかり練習をしてこれるようになっています。
特に、音楽会の曲は普段弾いている曲より難しい曲を選曲するので、
目標は・・・・・
「どんなに長い曲でも8月いっぱいまでに譜読みを終わらせる」です。
すると、ページ数を4ヶ月で割ります。
10ページあったら、2ページと半分がひと月の目標ページ数。
2ページと半分ということは、1週間で半ページ以上、ということです。
ゆっくりと、丁寧に・・弾きます。
レッスンノートの音楽会までの計画のページがありますが、一緒に計画をたてて書き込み、その通りに、またはそれ以上に進めていけるようにがんばっています。
今週は出来ませんでした・・
となると、自分が苦しくなるだけ。
今週できなかったら、来週はもっと苦しくなる・・。
ちゃんと分かっているから、がんばれる。
計画をしっかり、一緒に楽譜をみながらたてていく、というのがとっても大切です。
もし、私が勝手に計画をたてて
「来週までに、ここまで両手ね。」
とだけ伝えたら・・
「できませんでした」
で、一週間たってしまうかもしれない。
ゴールを知らずに走るのは難しいです。
ゴールが見えるから走れるんですね。
失敗したっていいんです。
でも、繰り返さない。
中学生くらいになると、前方もしっかり見えてきます。
過去(失敗)も記憶にあります。
だから、前を向いて自分で歩いて行けるんです。
中学生、今のところ全員が予定通り、進めていけています。
すごいなあ・・。
みんな、すごいね・・。
親がいくら言っても子供に伝わらないけど、先生が言ったらなぜか伝わる、ということ結構あります。
毎日、毎日言ってることなのに・・
「今日さ、先生が~って言ってた!」←いつも私が言ってることなんだけど(泣)
こういうこと、よくあります。
息子の学校の担任の先生が、すごい熱血で、毎日毎日、子供達を励ましてくれています。
他のクラスに負けないように・・
全員が来年、今のクラスに残れるように必死で子供達に話をしてくれています。
言っていることは私と変わらないのですが、やはり親以外の誰かから話してもらう、のは効果があります。
素直になれるんでしょうね。
親としては、本当にありがたくて、今の担任の先生と出会えて良かったとしみじみ思います。
私も毎日ではないですが、1週間に1度、子供達を励まし続けています。
出来るようになるまで。気付くまで。
でも、こうして今の中学生のように「気付いて出来るようになったくれた時」
我が子のように嬉しくて、もう大きいのに頭、いい子いい子したくなっちゃいます。
中学生、頑張ってます!!
愛♪PIANO SCHOOL ROOM
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