コードを学ぶということ。

 

学校の教室のオルガンで「あわてんぼうのサンタクロース」を弾いたら、たくさんのお友達から上手だね!って誉められたよ。

 

・・とレッスンで小学1年生の女の子が話してくれました。

 

この曲はクリスマスコンサートで弾くのに練習中の曲。

コードにもチャレンジしていて、1つずつ、コードを足しながら完成させていきます。

 

まだ3つのコードが3カ所だけ抜けていたのですが・・

あまりにも堂々と弾けているので、お友達も圧倒されたのかな・・と思いました。

 

そして、何よりも楽しそうに弾けているのが良いです。

 

昨日のレッスンでは、残りの3カ所のコードを埋めるレッスンをして、完成!

あとは本番前に録音して、本番はノリノリで弾いてくれたら嬉しいなと思います。

 

お迎えの時にお母様が「コードっていいですね。できたら楽しそう!私も一緒に覚えてみたいです」

とおっしゃってくださいました。

 

コードを知ると、曲を演奏するときに音の構成がよく理解できます。

だから変な音=そのコードや進行の中にない音を弾いてしまった時に自分で気付くことができます。

それに、なんといってもハーモニーを感じて弾けるようになりますし、好きな曲のメロディーを耳コピで弾けたらコードで伴奏が付けられます。また、市販の楽譜の伴奏で気に入らないところがあったり、弾きにくい部分があったらコードを参考にしてオリジナルの伴奏が付けられます。

コードを学ぶ、ということは音楽の世界を広げる、ということです。

 

コードって、私が音大学生の時はまだまだ「知らなくてもOK」というか、クラシックには関係ない世界だと思っていたのですが、ピアノランドの著者の樹原涼子先生からコードの大切さを学び、少しずつ教えていただいたおかげで、こうして少しですが子供達に、その楽しさを伝えることができています。

 

 

学びはこれで終わり、ということはありません。

学べば学ぶほど・・知らない世界が広がります。

 

でも、またそれを「知る・学ぶ」ことができる喜びにもなります。

 

今日で11月が終わり。

12月はみんなレッスン3回とホームコンサートです。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM