学校の合唱伴奏者に選ばれる基準

 

今週から月末にかけて小学校の合唱曲の伴奏者オーディションが予定されています。

すでに終わって、残念な結果になったけれど気持ちを入れ替えて、次の合奏のピアノ伴奏のオーディションをがんばる!と連絡をくれた生徒さんもいます。

 

ほとんどの生徒さんがオーディションが終わったらその日に、結果を知らせてくれます。

レッスン中にスマホを見ることはほとんどないので(間が空いたりしたときはチェックしますが)、レッスンが終わった後にラインをみると、すごい数のラインの連絡が入っていることもあります。

 

それだけ、みんな(保護者の方も含めて)一生懸命なんです。

 

オーディションに合格するためにはどの程度まで仕上げておけばいいのでしょうか?

 

まずは・・

 

音ミスしない。

弾き直さない。

止まらない。

テンポが揺れない。

 

これは当たり前です。

伴奏者は歌声を聴いて、指揮者を見て合わせないければなりません。

自分でいっぱい、いっぱいではダメなんです。

 

次に・・

 

強弱や表情を付けて弾けているか。

表情とはピアノがソロ演奏のように自分本位に演奏するのではなく、歌のラインの沿って表情がつけられているかどうか、です。

 

そして、最後は・・

 

余裕があるかどうか。

安心して伴奏を任せられる余裕のある演奏が出来ているか、です。

自分の演奏にいっぱいいっぱいになっていないか・・。

 

小学校も中学校も、これは全く同じ事。

もちろん、学年が上がれば伴奏曲の難易度もどんどん上がります。

 

そして、毎年同じ子が選ばれたりもします。

みんな、頑張っているのだから、順番で伴奏してもいいんじゃないか・・

そういう気持ちもあります。

 

でもね。選ばれる子って、やっぱり小さいときから日々、努力を重ねてきているんです。

もちろん、その子のお母さんがピアノの先生だったりもします。

きっとオーディションまでの練習はとても大変な想いをしているはずです。

とっても厳しいことをクリアしてきているんです。

 

ピアノ講師の立場から言わせていただくと、生徒さんには言えないけど(多分折れるから)我が子には言ってしまう。

そこまで細かく言われたら・・くじけちゃうよね。

っていうことまで、何度も何度も出来るまでさせてしまうんです。

それがピアノの講師を親に持つ子供の可哀想なところでもあり、ピアノを辞めてしまう子が多いと聞きます。

 

そういう事を乗り越えてきた子が相手ですから、たまったものじゃないです。

 

 

でも、オーディションって勝ち負けですからね。

 

コンクールもそうです。

 

筆記試験のように、勉強したら効果があがる、という明らかに点数がはっきりつけられるものではないです。

 

たまに、結果に「え?」っと思うこともあります。

 

それでも諦めずにチャレンジし続ける精神力と忍耐力があれば、必ず願いが叶う日がやってきます。

 

 

息子は小学生の時は身体もぐんと小さくて、だから手も小さくて、学校の伴奏なんて楽譜を見た瞬間から無理だと思うものばかりで(オクターヴばんばんの曲ばかりでしたし・・ちなみに、5年生はシーラカンスをとりにいこう、6年生はHEIWAの鐘)

担任の先生から「お母さん、ピアノの先生でしょ、伴奏したら?」と言われて楽譜をもって帰宅したことがありますが、楽譜をみてすぐに、「お母さんが、この曲は弾きこなせないから無理だと言っていた、と伝えなさい」と言いました。

 

息子の学年には、やはりお母さんがピアノの先生という女の子がいて、ずーっとその子が伴奏していました。

いつもバシッと弾いていたのでどれだけ練習したんだろうか、といつも感心していました。

シーラカンスは身体全体を使って本当に上手に演奏していました。

 

 

今年もね、オーディションの相手がすっごく上手なんだよね・・。

とか。

お母さんがピアノの先生なの。

とか。

 

毎年のあるある、ですが。

 

諦めますか?

 

諦めたくないでしょう?

 

では、彼らよりもがんばるしかないです。

 

 

あ、ちなみに・・。

ピアノの先生でも学校の伴奏はみません、という方もいらっしゃるようで、聞いた時はびっくりしましたが。

よく考えたら、確かに、いろいろありますから関わりたくない方もいて当然かもしれませんし、音楽で小さいウチから勝ち負けがついてしまうオーディションじたいに抵抗のある先生もいるかもしれません。

私もオーディション自体、賛成ではありません。

 

でも、がんばりたい生徒さんは全力でサポートします。

 

もうひとつ、オーディションを受ける方へお願いです。

オーディションの結果はどちらにしても、すぐにご連絡をいただけたら嬉しいです。

私も、ドキドキして祈るような気持ちでいます。

数日たって、なにかの連絡のついででは淋しいかな。

 

 

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM