主役が変わると…


上海焼きそば。

主役の海老を牡蠣にしてみたら

調味料は同じなのに

味がかなり変わりました。


やっぱり上海焼きそばの主役は

海老がいいです。


音楽も同じなんです

曲を移調すると

同じメロディなのに

ガラッと雰囲気がかわります。


でも、

やっぱり原曲のほうが

しっくりくるのは

耳慣れているのもあるけれど


作曲家は

曲を書くときに

調性を考えて書いているから

その調でないと

いけないのです。


ビアノ歴まだ1年未満の

Hちゃんは

ピアノの響きを

とてもよく聴けます。


レッスンではまだ

コードを弾くレッスンはしていませんが

自分で音を組み合わせて


これ、音色がきれい。

これは、変かなぁ。


そう言いながら

音を楽しんでいます。


そして

曲を移調して弾けることを

自分で発見しました。


さらに

「きれいな音色」

という曲まで作ってしまいました。


とてもきれいにコードが響く

素敵な曲です。


彼女はいつも

自分が弾いた音を

よく聴いているんですね。




ただ、楽譜上の音符だけを弾くのでなく

その曲の主役は誰かな?

転調した時には

主役が変わったことに気付き

それを楽しめると

音楽の世界が広がります。


私は生徒さん達に

ピアノを弾くことだけを教えたいのではなく

心から音楽を楽しんで

気持ちが豊かになるように

私に出来ることを

精一杯伝えていきたいと

思っています。


上海焼きそばを食べながら

そんなことを

改めて感じた私でした。

(*^_^*)


愛🎵PIANO SCHOOL ROOM