憧れの曲の力。

 

憧れの曲

 

絶対にこの曲を弾きたい!

 

そんな気持ちがあると

がんばれるんですね。

 

昨年からずっと

「○○○が弾きたい!」

と言っていたKくん。

 

リズムも音域も

はるかに現在、学んでいる範囲を超えています。

 

でも、その熱意がすごくて

少しずつ今年から

レッスンを始めました。

原曲は難しいのでアレンジしながらです。

 

もう、目がキラキラ☆☆☆

 

ところが・・

 

やっぱり家での練習は

好きな曲中心になるので

他のメソッドの練習量が足りず。

 

そこで・・

 

「基礎は大事だよね。

いつもの練習曲をどれだけがんばるかによって

この曲のアレンジもかっこよくなってくるよ。

でもさぁ・・

指が回らなかったり

沢山の音が読めないと

先生も、アレンジするときに

音をたくさん入れてあげられないから

音がスカスカになったりするよ。

どうする~?」

(隣の部屋でこのやりとりを聞いていた息子からは

半分脅迫、と言われてしまいました)(^_^;)

 

ひええええ!

 

焦った顔になったKくんは

いきなり立ち上がり・・

 

レッスンノートを開いて

なにやら書き始めた。

 

何を書いていたのかというと・・

 

レッスンノートには

「毎日何分練習する」

と自分で時間を決めて

記入する欄がある。

 

そこのページを開いて

 

15分を20分に書き直していたのでした。

 

「だって・・

15分じゃ足りないでしょ・・」

とKくん。

 

おおっ

やるではないか!

 

たった5分?

いえいえ。

5分を侮るなかれ。

1日5分増えれば

1年で1825分

30時間25分も練習量が増えるってことです。

 

そして

練習量が増えれば

だんだん上手になって楽しくなって

20分では足りなくなるのです。

 

「きっかけ作り」と「時間作り」

毎日5分でも、弾くこと。

上達のコツの第一歩ですね。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM