ピアノ伴奏のこと。

 

この秋に

小学校や中学校で行われる

音楽会。

 

その音楽会の

ピアノ伴奏をするために

楽譜をもらって

一生懸命練習し、

オーディションを受け・・

 

合格したり・・

不合格になったり・・

 

一喜一憂するわけですが。

 

歌のピアノ伴奏というのは

基本、目立ってはいけないのです。

 

歌のラインを支えるように

寄り添うように

演奏しなければなりません。

 

そう思うのですが・・

 

正しくいうと

そう思っていました。

 

でも、現実は違うことも多い

ということを

今回学ぶことができました。

 

一つは

選考する人の好み。

 

一つは

実際に演奏する時に使うピアノの状態や

ピアノが置いてある場所。

 

特に小学校のピアノは

体育館に置いてあることが多く

メンテもよくないし

音響効果はほとんど期待できないことから

 

「大きな音を出せるか」

 

これが一番大切なことのように思います。

 

中学校もそうですが

グランドピアノに自分が負けないくらいの

大きな音がだせるかどうか。

 

これがオーディションに勝ち抜くための

大きな要因であるように思いました。

 

感情表現は

音楽をする上で一番大切なことだとは思いますが

それより大きな音。

強弱をはっきりつける。

感情表現はその次なのかな・・。

 

今回、中学校の文化祭に行き

どんな伴奏がウケるのか・・。

これがなんか分かった感じがします。

 

私が教えていきたい

「伴奏」の形とは

かなり遠いものがありますが

プロではない世界で

認められにくいのであれば

弾き方を変えていくしかなんだな・・と

思いました。

 

来年はたくさんの生徒さんが

伴奏できますように。

 

がんばっていきたいと思います。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM