自宅練習での関わり方②

 

昨日のブログの続きです。

 

お母さんは

子供の応援団に!

 

というところまで

お話させていただきました。

 

では、どのようにして

自宅での練習に関わっていけば

よいのでしょうか・・。

 

 

 

まずは

我が家の例をお話させていただきます。

 

今年6年生になる息子。

 

遊びと宿題は

進んで出来ますが

ピアノになるとまだ自分から

すすんで練習を始めません。

 

そもそも

レッスン室は夕方いっぱいで

練習するとしたら

レッスンが終わった8時過ぎから

または朝になります。

 

レッスンが終わって

夕食をとったあと

必ず私から

「そろそろピアノしようか」

と声をかけます。

 

するとすぐに

「そうだね」

と返事。

 

嫌だとは言わない。

ピアノは好きだけど

練習はあんまり・・のタイプ。

 

そして練習が始まります。

 

休日は

朝に、何時頃練習をするか

話して決めます。

その時間になったら

「そろそろ時間だよ~」

と声をかけています。

 

声をかけないと

やりません。

(ーー;)

 

練習が始まって

あら?もうその曲、終り?

なんてことはしょっちゅう。

 

そんな時は

「今日の目標は達成できた?」

と聞いてみます。

 

具体的に

どこが上手になったのか

どこを上手に弾けるようにがんばれたのか

を聞いてみます。

 

または

練習を始める前に

レッスンノートを開いている息子に一言。

 

「今日はどの曲をがんばるの?」

 

そうすると

 

「そうだなあ・・

今日は、この曲にしようかな・・。

ここを直したいから

何度も練習してみるよ。

あとで聴いてね。」

 

これです。

これが大切なので

こう言うように話しかけて

いくんです。

 

そして忙しくても

後で聴いてね。

は必ず聴いて

誉める!!

 

練習中

何度も同じ間違いをする息子に

もっと集中したらいいのに・・

なんで何度同じミスを

するんだろう・・

と、思わず言ってしまいそうに

なりますが

 

ぐっと・・

 

がまん。

 

10回弾いて

出来ない所に

追い打ちをかけるのではなく

 

「そこ、難しいんだね。

おちついて、ゆっくりひいてみたら

できるかもね!

次の音は何?

覚えながら弾くんだよ。

がんばれ!」

 

横で家事をしながら

聴いていないふりをして

しっかり聴く。

 

子供にとってみたら

親から応援されて

がんばりを認められたら

こんなに嬉しいことはないはず。

難しい所

できないところは

一緒にむずかしいね。

どこが、どう、難しいのか

聞いてあげて

きっと、君ならできる!と

励ます。

 

または一緒に

勉強してみる。

 

音符で読めない音域があったら

一緒になって

音符カードで読めるように

競争してみる。

 

そして

 

出来なかった所が

1つでも出来たら

めちゃくちゃ誉める!!

 

子供のやる気を

どう引き出すかで

集中力もアップするのではないでしょうか?

 

ピアノの前には座るのに

1回弾いたら休憩。

の繰り返し・・

 

だとしたら

どうしてそうなるのか・・?

を考える。

 

リビングで

テレビがつけっぱなし・・とか

ゲームの途中だったから

その後が気になる・・とか・・

 

それならば

それを解決する。

 

練習の前に

今日の目標をたてて

それがクリアできれば

たとえ5分でも練習は終わり。

 

これでいいのではないかと

思います。

 

30分、1時間座っていればいい・・

のではなく

上手になればいいのです。

 

今年のレッスンノートには

各曲ごとに練習ポイントを私が書くので

それがクリアできるように

がんばればいいんです。

楽譜の中の赤や青いシールを良く見て

ひとつづつ

音や指番号をなおしていきます。

スラーをつけたり

強弱をつけたり・・

 

出来たかどうかの判断は

自分で★のマークをぬります。

だからお母様方は

それを見たら

どの曲をどのくらい頑張っているのかが

一目瞭然です。

★3つぬってあれば完璧ですから。

 

子供が小さいうちに

ピアノの練習の仕方を

しっかりと身につけておけると

そのうち1人で練習できるようになります。

 

とにかく

けなさない。

怒らない。

指摘しない。

 

一緒に考えて

一緒に楽しむ。

 

これではないでしょうか。

 

だって

音楽は音を楽しむためのもの。

 

子供たちが心から

ピアノがひけてよかった・・

そう思えるようになり

ピアノの練習で

たくさんほめられた。

感動してもらえた。

 

沢山の想いと一緒に

育ってほしいと

願っています。

 

ピアノに自分からなかなか向かわない。

でも、声かけをすると

ちゃんと練習を始めるのであれば

 

それもまた

いいのではないかな。

 

もちろん、自分から向かってくれたら

親は嬉しいです。

 

いつか・・そうなるかも。

でも、ならないかも。

と思っていた方が

気分的に楽ですね。

 

毎日の練習は大変だからこそ

応援の声かけくらいは

してあげたいと思います。

 

私も息子にはずっと

ピアノを弾き続けてほしいから・・。

 

もっと関わっていきたい

お母様方には面談にて・・。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM