かっこよく歩こう!カッコよく弾こう!


レッスンで


「メトロノームに合わせて

ゆっくりひこう」


と言うと


「え??(ーー;)

ゆっくりなんてムリムリ。

弾けるわけないから。」


と答えが返ってくることが

あります。


この場合

なんとなく弾けたから

ちょっと嬉しくなって

テンポをあげてしまった・・。

その結果

演奏がグチャグチャに・・

というケースです。


だって

カッコよく走れる人は

かっこよく歩けるでしょう。


毎日、同じ道を通るのに

いっつも走っていて

前を見ていないから

毎日同じ電信柱にぶつかって

落とし穴に落ちちゃって

コケながら走ってる。


それってカッコいいかな?


そう言うと


ぶははは~っと

みんな笑って

「カッコよくない。」

と答えるのです。


テンポが上がって

本人はいい気分。

だけどカッコよく走れていない。


これに本人が気付くことが大切。


弾いている時は

一生懸命で気付かなくても

録音したのを聴くと

「あら・・(^_^;)」

と気付いてくれることも多いです。


客観的に自分の演奏を聴く

ことも大切。


そして

「ゆっくり弾きたがらないケース」の

一番の理由が

運動神経で弾いてしまって

音符を見ながら弾くのが

面倒くさい。


「できないもん」

「読めないもん」

「わからないもん」


の裏には


「面倒くさい」

が隠れています。


自分で楽譜を読もうとする力

子供は

ひらがなを覚えたら

つまづきながらも一生懸命

本を読みますよね。


楽譜も同じ。


最近、気付いたこと。


「面倒くさい」という理由が

隠れていたこと。


思い出すのが面倒。

考えるのが面倒。


この面倒が続くと


「世にも恐ろしい世界が・・。」


とは大げさですが


自分で楽譜を読みとれるように・・。


リズムと音符のつながり・・。

積み重ね学習・・。


毎回のレッスンの

ウォーミングアップで

ワークとして

取り入れていきます。


毎回2分くらいの時間。


積み重なると

読譜の力がグングンつくはずです。


今週から始めました

(*^^)v


愛♪PIANO SCHOOL ROOM