ピアノを習わせる理由。

 

ピアノを習っている子供たちは

どうしてピアノを習っているのでしょう。

 

弾きたい曲があって弾けるようになりたいから。

ピアノが好きだから。

お友だちも習っていて一緒がいいから。

 

多分、こんな理由だと思います。

 

では、親の立場はどうでしょうか?

 

ピアニストにさせたいから。

 

そう思っている方は

始めから英才教育をうけさせるでしょう。

町のピアノ教室でなく

音大教授のところへ行ったりもするでしょう。

毎日、何時間もピアノの練習をさせるでしょう。

 

そうではなく

 

子供たちが大きくなった時に

ピアノが弾けることで

より豊かな人生を送れるようになってほしい。

ピアノを弾くことで

楽しい時間を過ごせ

辛い時は

ピアノを弾くことで

辛い時間を少しでも忘れることができ

乗り越えていけるように・・


音楽は基本

人の心を癒すものです。


習い始めた頃は

2年後、3年後、どんなに上手になるだろう!

とワクワクします。


でも、そんなに簡単なことではありません。


ピアノを習って本当の意味で

結果がでるのは10年後だと思ってもいいでしょう。


継続することが大切。

それが力となり自信につながります。


でもね・・。


泳ぐのが嫌い。

どんなに頑張っても水が嫌い。

というのと同じように


ピアノが向いていない子・・も

やっぱり中にはいるのです。

本人がどうしてもピアノが嫌い。

死ぬほど嫌い。

もし、そう感じたら

無理やり続けさせることはないと思います。

きっと、その子に合う何かが

他にあるはず!

ピアノだけが趣味の範囲でないし

子供たちは多くの可能性をもっています。


ただ、お子さんの能力は

いつ、どのように開花するか

わかりません。


何かのきっかけで

急に練習に励むようになったりしてグンと伸びたり


読譜、リズム、拍子と

バラバラに理解していたものが

急に全部つながってスラスラ弾けるようになったり・・


そんなことも多いのです。


ピアノの進度は子供によって

大きな差があります。


誰かと比べて進み方が遅い

だから才能が無いんじゃないか。


そうは思わないでください。


大人だって同じです。

努力しないと前へなかなか進めないものって

あります。


私も苦手なものがあり

その講義を20年ほどあれこれ受けています。


ほんとに進歩しない・・って

そう思っていましたが


よくよく考えると

始めは「ゼロ」だったので


少しでも前へ進めていることを

ようやく最近実感できるようになりました。


何かを身につけるということは

時間と忍耐と努力がいります。


子供たちの未来に

ピアノが側にあり


いろんなことを乗り越えていく支えになってくれたら

そう強く思います。


辛いことがあった時は

いつもピアノを弾いて

乗り越えてきた自分がここにいるから。


そして

これからもピアノを側に・・

乗り越えることがたくさんあります。


「ピアノが弾けてよかったよ。」


昨日は両親に改めて感謝の気持ちがわいてきました。


ありがとう。


お父さん、お母さん。



愛♪PIANO SCHOOL ROOM




 

 

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コメント: 6
  • #1

    WHITE NOON (火曜日, 24 2月 2015 10:18)

    本当にそうですね。
    愛情深く見守り続けてくださる素敵なご両親様です。

    先生はいつもいつも教室に通ってくる子供たちのことを、一番に考え、大切に思い、惜しみなく愛情をそそいでくださっています。
    楽しそうにピアノに向かっている子供のすがたを見るたびに、先生に出会えて良かったと感謝の気持ちでいっぱいになります。

  • #2

    naoko (火曜日, 24 2月 2015 13:44)

    ちょっとご無沙汰していたら…色んなことがあったんだね( ´д`ll)火傷しなくて、空を見ながら電信柱に激突しなくて、本当に良かった♡

    あのね、今高校受験でまさに頑張っている受験生。きっと教室にもいると思うんだけど。会社の係長の息子さんがね、小さい頃からピアノ習ってたんだって。でも中学入ったらだんだん部活も忙しいし、習い事は全てやめてしまったんだって。

    今、猛勉強中なんだけど、最近またピアノを弾き始めたんだよ、って先日教えてくれてね。息抜きにピアノが最高に楽しいんだとか♪皮肉なことに以前よりも弾いてる、って言ってたよ^_^

    ピアノも友達も出会いの1つだよね。
    私も愛ちゃんのご両親はステキだと思うよヾ(*´▽`*)

  • #3

    ai-piano-school (水曜日, 25 2月 2015 07:45)

    WHITE NOONさんへ。

    とても嬉しいコメント、どうもありがとうございます。
    私も縁あって巡り合えたみなさんと教室で楽しい時間を過ごさせていただいています。その時間は私にとって幸せな時間です。
    子供たちの笑顔からパワーをたくさんいただいています。

    そして、WHITE NOONさんからは、励ましの言葉や応援をたくさんいただき、辛い時も前に進む勇気をいただいています。
    心から感謝しています。ありがとうございます。

  • #4

    ai-piano-school (水曜日, 25 2月 2015 07:52)

    nao-chanへ。

    忙しいのに、ブログ読んでくれてありがとう!

    そうなの!受験生にこそ、大切なものだと思うのよ。
    ちょっとした合間にリラックスできる時間になる。
    もうひとつは、ピアノを弾くことによって右脳と左脳が両方、活性化されるから受験中にこそ弾くべきなんだけどね(^-^)

    この教室にも高校受験生がいて、今は猛勉強中。
    先日、お母様にお会いして「私の目を盗んではピアノを弾いているの」って聞いて嬉しかったよ。
    音楽はいいよ。癒しだよ♪

    あ、電柱ね、大丈夫。
    激突しないように広い道で空を見上げてるから(^-^)

  • #5

    みっちゃんママ (木曜日, 26 2月 2015 14:24)

    親と子の習い事に関しての温度差ってたまにあるよね。こっちは運動した方が健康的だし、勉強も必要だしで必死に習い事をさせようとする。
    でも、確かにプロになるわけじゃないし、本人が今を楽しく習い、将来にも楽しんだりできればいいのよね。
    拓真は、ピアノを弾くのが好きで落ち着く~♪ってたまに言ってるよ。瑞希は練習すれば弾けるようになって楽しいって。二人とも自分なりに楽しんでるみたい。
    今はテニスとピアノに落ち着いたのでよかったわ。前に習ってたサッカーは本当に不向きだったから…続けるより前に休むようになってしまい早めに気がついてよかった。
    本当は瑞希にはバレエをテニスより向いてるからやらせたかったけどね。(笑)
    親が見守るから子供が安心して習えるのも事実だし、私も母には感謝してます。バレエに水泳、塾にピアノって習ってだけど、まあ…大変だったでしょう。(笑)
    音楽はとても身近だから、これからも子供たちには楽しく続けてもらえたらと思います。(^o^)

  • #6

    ai-piano-school (金曜日, 27 2月 2015 07:59)

    みっちゃんママさんへ。

    そう、我が子の可能性を引き出してあげたい親の気持ち。
    私も我が子をもって実感してるよ。
    上手にこなせなくても「好き」ていう気持ちがあれば、そのお稽古事はその子の将来につながっていくと思うな。
    拓真くんも瑞希ちゃんもピアノが好きになってくれて本当に嬉しいよ。
    それにしても、みっちゃんママさんもいっぱい習いごとしてたんだね(^-^)続けさせるって親の忍耐力が大きいよね、だから大人になると感謝の気持ちがわいてくるね。