練習しないでピアノが上達するコツ。

最近、病院でリハビリの待ち時間が長いので

必ず本を持って行くようになり・・

本を読む機会がグンと増えました。

だから「待ち時間」は大好きです❤

そして、これが今週から読み始めた本。

かなり魅力的な題名です。

（＾－＾）

ほんと？ほんと？

どうしたら練習しないで上達するの？

そう思って飛び付いた私（笑）

呉　暁さん著書

「練習しないで上達する」

彼女はピアノ・ソルフェージュ講師

そして沢山の著書があります。

ご自分の生徒さんのために

楽譜も書かれて出版もされています。

「うたとピアノの教本」

や

「4歳のリズムとソルフェージュ」

「5歳のリズムとソルフェージュ」

の楽譜も購入したことがあります。

ただ

私には使いこなせていません。

「ピアノランド」が大譜表から始まるのに対して

片手から始まる「うたとピアノの教本」は

併用は難しかったからです。

この本の中には

「使い方」

も記載されています。

そして、どういう意図で書いたのかも

書いてあるので

なるほど・・

かなり興味深い内容です。

あ、そして本題に戻ります。

ピアノを練習しないで上達させる技

この裏には

ソルフェージュ（歌のレッスン）が

いかに大切かが書かれてあります。

歌うこと＝音楽の基本

ですよね。

家でピアノの練習をしないで

レッスンに来た時だけ弾いて

上達する。

そこには先生の持つ

「引き出し」から次から次へと

飽きさせいようにしながら

子供は遊んでいる気持ちだけど

こちらは1つ1つのメニューの内容に

ちゃんと意味を持たせているのです。

もちろん、導入期に限られていますが

ソルフェージュのレッスンは

中級になっても

上級になっても

欠かすことのできないレッスンです。

子供たちは遊んでいるように感じ

楽しくて仕方ない・・けど

家では練習しない・・・でも

上達はするのです。

もちろん、

長～い目で周りが見守ってあげることが肝心。

周りが焦らず、

音楽の原点から目をそらすことなく

子供たちを見守る。

こうしているうちに

子供たちは楽しみながら

遊んでいる感覚で

ソルフェージュ力が身に付き

ある時期から

（小学生の中学年あたり）

ぐ～んと急成長するのだという内容です。

ピアノランドを学んできた私にとって

「う～ん・・。？」

という場面もありますが

それでも子供100人いたら

100人、指導法が違うように

理想と現実のギャップをいかに埋めていくか

という所で最後は深くうなずけるのです。

私の考え方が少し変わると

きっと、もっと沢山の子供たちの

指導法も変わっていき

沢山の子供たちを笑顔にすることが

できるんだなと

いろいろな先生が書かれた本を読むと

そう思います。

そして、この本を読んで納得したのは

やはり

ピアノランドはすごい教材であること。

「弾き語り」をして進めていくのですから

はじめから音楽を

はじめからソルフェージュを

一緒にレッスンしているわけです。

ドレミと音程を取りながら

ゆびおいよみをし・・

弾きながら歌い

最後は

歌詞もつけて歌う

これでもか！！

というくらい

ソルフェージュの要素がつまった楽譜。

この楽譜に出逢えてほんとによかった。

だから子供達は表現力豊かに

育っていってるんだろうな・・・

改めて思うのでした

（＾－＾）

導入時期に家で練習を拒む子は

「歌う」ことに重点をおくと

練習しなくても伸びていきます。

カメさん的な歩みですが

長い目でみると

その子が音楽を楽しみ

一生涯の趣味として身につけていけるのは

周りが焦らず

比べず

励まし、見守ってあげることだと

思います。

愛♪PIANO SCHOOL ROOM