「いい演奏」ってどんな演奏?

 

クリスマスコンサートで発表する曲の仕上げ

そしてレコーディング

年始のレッスンまでの宿題。

 

今年最後のレッスンは

盛りだくさん。

 

いつもはのんびりと

「あのね・・」な話も

今週はしている時間がない。

 

もちろん、子供たちもわかっていて

一生懸命ピアノに向かう。

 

同じテンポでリズムをキッチリ

表情をつけて

心をこめて・・

そして楽しく。

 

そう弾けているかどうか

「自分の演奏を聴きながら弾く」

 

演奏後は必ず感想を聞きます。

 

「今の演奏、どうだった?」

と聞くと

 

私から見ると50点でも

本人は

「う~ん。まあ、いいんじゃない?」

と、

答えが返ってくることもあり・・

(:_;)

 

自分の演奏を聴けていないのかと思い

 

録音したものを聴かせてみることにした。

 

1回目はすっちゃがっちゃ・・だけど

テンポが速い。

 

間で猛特訓して

テンポをきっちり、テンポを一定に

でも、テンポはまだゆっくりめ。

(リズムが崩れるからね)

 

これを2回目に録音。

 

明らかに2回目のほうが

すっきりした「いい演奏」になっているけど

本人は違う。

 

2回録音したものを聴かせても

 

1回目の早い方がいいと言う。

 

理由は

「速く弾けてるからかっこいいし」

 

OH! MY GOD!!

 

速く弾くこと=かっこいい

 

「そうじゃないんだよ~」

(^_^;)

 

まあ、気持ちはわからなくはないけど・・

びっくりして

ちょっとイスからずり落ちそうになった私・・

 

そっか・・「いい演奏」がイマイチわかってないのか。

ということで

ちゃんとまだ「いい演奏」を

伝えられてないことに反省。

 

 

「耳を育てる」ためにするべきこと

は山ほどあります。


来年は、もっと丁寧にひとつひとつ

しっかり取り組み、

どれだけ出来るようになったかを

「見える形」にしていきます。

頑張ること、たくさんだ!!



愛♪PIANO SCHOOL ROOM

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コメント: 2
  • #1

    naoko (水曜日, 17 12月 2014 20:45)

    あらあら、本当に頑張り屋さんの先生だあ∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧

    お疲れさま☆

    自分の姿は自分が1番見えないんだよね。
    他人にはたくさん見せてしまってるんだけどね。カッコ悪い醜い姿もね。本当は自分が1番知らなくちゃならない姿なのに自分じゃ見えない、って皮肉だよね。
    自分を映し出す鏡が欲しいよ。

    今日もお疲れさま( ´ ▽ ` )ノ


  • #2

    ai-piano-school (木曜日, 18 12月 2014 07:33)

    nao-chanへ。

    うん。伝えるというのは難しい。
    何度も何度も話しているけど、実は伝わっていない・・なんてこと
    大人の世界だってあるしね。
    伝えるというのは相手の心に響くように言わないといけないんだよね。
    う~ん・・むずかしいっ(ーー;)