家では弾けているのに・・(ーー;)

 

「お家では弾けていたんだよ。

ほんとだよ・・。

おっかしいなぁ・・。」

 

レッスン中にうまくいかないと

たまに子供たちが口にする言葉。

 

私も昔、使っていた言葉(笑)

自分がかつて、本当にそう思っていたから

わかる言葉。

 

家での練習の時は

つっかえずに上手に弾けていたのに

先生の前になると

ミスをする。

 

誰かの前で演奏する時も同じ。

いつもはもっと弾けているのに

緊張して弾けなかった・・。

 

これも、

痛いくらい気持ちはわかる。

 

でもね・・。

 

本当は・・それって違うんだよ。

 

教室で、先生の前で

100%以上で演奏するためには

150%で弾いてこないといけない。

 

お客さんの前で

ステージで演奏する時は

200%で弾いておかないといけない。

 

そうでないと

100%は出せないってことなんだよ。

 

家で80%で弾いていて

自分で納得していても

人前で演奏する時は

50%くらいになる。

 

自信がないところは

100%に近い確率でミスをする。

 

だから私はレッスンでは甘やかさない。

なんとなく弾けていれば合格

は、相当なことが無い限りは

絶対にしない。

 

それは子供たちの為。

なんとなく1曲仕上がっても

指だけ動かして終り・・では

意味がないから。

 

弾けるようになってから

どう、魅せるか・・・が勝負。

 

「どう弾きたいか・・。」

 

これが分からないと

表情もつけることはできない。

 

ピアノランド3巻になってくると

曲も難しくなってくるので

1曲にかける時間も長くなります。

 

それだけ、多くのことを

1曲を通して学んでほしいから。

 

それだけ、多くの事が

1曲に詰まっていることを

知ってほしいから。

 

薄っぺらな曲じゃないってこと。

 

ピアノって

「自分で考えて弾けるようになると」

上手になるんです。

 

だから

「何曲合格したか・・」ではなく

 

どんなに小さいことでも

「上達した所を見つけて

誉めてあげられること」が

 

子供たちへの一番の励まし、応援となり

子供たちが上達していく原動力になることと

思います。

 

来週は1週間

レッスン参観&面談です。

アンケートにご協力いただき

ありがとうございました。

 

みなさまからのご質問、悩み

ご相談・・に出来るだけお答えできたらと

思います。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM

 

 

 

コメントをお書きください

コメント: 3
  • #1

    naoko (日曜日, 30 11月 2014 22:25)

    ほほーっ。
    いつもながらええ事言いますなあ…
    あ、茶化したらダメなとこ?

    (笑)

    そんな厳しく思いながら笑顔でお迎えする愛ちゃんはやっぱりプロやなあ…
    私なら厳しく始まり厳しく終わりそう
    ( ;∀;)キラワレチャウヨ

    今日ね、ふと、ふと感じたんよ。
    自分の息子達を見てさ、
    この子達は将来の日本を背負っていく人間で、この子達を確実にそして健康な身体で社会に送り出すことが私の仕事なんだなあ、ってさ…そう思うとさ、やっぱりいい加減には育てられなくて、本当に責任ある仕事だなあ、と思ってさ。

    ま、その後、野菜を残したからこっぴどく、いやヒステリックに叱った懲りない私。

    私も面談して貰おうかにゃ(。>∀<。)

  • #2

    ai-piano-school (月曜日, 01 12月 2014 20:23)

    nao-chanへ。

    そうだね、まさに日本の未来!
    逞しく、育てていきたいよね。
    子育ては日々、悩みながら...
    みんな、それぞれ違うしね。個性も生かしていってあげたいしね。
    責任あるよ~( 必´∀`死)
    だからこそ、子育ては楽しい

  • #3

    ai-piano-school (月曜日, 01 12月 2014 21:32)

    ↑微妙に途中で切れてしまっていました。
    子育ては楽しいんだよね、と思うわけです。
    親も一緒に成長していけるんだもの。
    退化でなく、成長。
    この年齢では嬉しい響きよ~(^w^)