「伝える」ということ。

 

「伝える」という言葉があります。

 

言葉などで、ある内容をもった事柄を知らせる。

または

後代・後世に残す。

 

私は誰かに何かを伝える時は、

この後方の意味になるように気をつけています。

 

何が言いたいかというと・・

「伝える」というのは

「言いっぱなし」でなはいということ。

 

これは、「ただ言っただけ」か

「相手の心に響くように言葉を選んで話した」か・・

 

レッスンや育児では、無駄に言葉を並べるのではなく

相手に伝わるように話すように気をつけます。

 

例えば・・

楽譜の中のアーティキュレーションにしても同じ。

「ここはピアノ。次はフォルテって書いてあるんだから

そう演奏するように・・」

って言ったって・・相手の心には響かない。

なぜ、そこがピアノで、次がフォルテなのか・・

一緒に考えたり、その効果を話したりする・・。

 

貴方の演奏が好き。

と言うよりも

透き通るような貴方のピアノの音が好き。

と理由を付け足して言うほうが相手に響くはず。

どっちも「好き」に変わりはないけれど。

 

美味しいなと思いながらご飯を食べていても

言葉にしなくちゃ伝わらない。

ただ、「おいしいね」だけじゃなくて

「この料理は身体にやさしい味がして美味しいね」

と言葉にだすと、周りで食べている人も

きっと何倍にも美味しくなるはず。

 

日々の生活の中でも

「伝え合う」

ことってとっても大切なことだと思います。

まずは言葉に出さなきゃ伝わらない。

相手に自分の気持ちを伝えることは

相手と理解し合うチャンス☆

 

ずっと前に樹原先生のセミナーで

「生徒にちゃんと伝わっていますか?」

と先生がおっしゃって

「子供達の頭に残していかなくては伝えたとはいえないんです」と。

確かに・・・(^_^;)

 

育児でも同じだなあとよく思います。

忙しい時に「~しておいてね」と

要件だけ言うと・・

3回言っても行動に移さない(ーー;)

でも、「~だから~しておいてね」と言うと

伝わっていることが多いかな。

 

私は誰かに「伝えたい事」を

こうして発信しているけれど・・

もし、心の中で悩んでいたり

腑に落ちなかったり・・

疑問に思ったり・・

そんな生徒さんやご家族の方がいらっしゃったら

私に遠慮なく話してくださいね。

 

心の中にしまってしまうのでなく

素直に発信してください。

私も言われて気付く事がたくさんあります。

発信してくださったほうが

嬉しいです。

 

レッスンでも育児でも

愛をいっぱいこめて❤伝える

疲れると・・たまに忘れそうになるから

いけない、いけない・・

笑顔といっしょにね(*^_^*)

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM