私の家族は転勤族でしたので、4歳からピアノを始めた私は何度もピアノの先生が代わりました。

優しい先生、恐い先生・・・ほんとうにいろんな先生方に教えていただきました。

自宅に先生がいらしてくださってレッスンをしていた4年間は・・・

とても恐い先生で・・・

レッスンの日に、学校から家に帰りたくなくて先生が帰られた頃に家に戻ったこともありました・・・。

そうかと思えば、何の曲を弾いても「あなた、上手ねえ!!」と褒めまくってくださる先生も・・(笑)・・・。

 

そんな中、音大受験をするためについた先生との出会いは私を変えました。

 

友達が遊んでいる間にも、自分は帰宅してすぐに毎日何時間も練習しなければなりません。

その頃はマンションに住んでいたので練習できる時間帯に制限があったので・・。

 

それでも練習をさぼって先生のところへレッスンに行ったときのこと・・。

その時はたまたま母も同行していたのですが、

母が

「先生、すみません、もう、ちっとも練習しなくて・・・」と言うと

先生は

「そりゃ、そんな時もありますよ。まだ若いんだし遊びたいときだってあるわよね。」

とおっしゃってくださったのです。

 

その言葉がとっても嬉しかった・・・。

先生は味方だって思ったんです。

 

そして、そんな先生を2度と裏切ることのないように頑張って練習しなくっちゃ!!

って・・・気持ちも新たに練習に励むようになりました。

大学入学前の2年間だけお世話になった先生ですが、感謝の気持ちは今でもずっと心の中に・・・。御年賀状で近況報告の現在です。

 

私はこの教室に通ってくれている子供たちとの素晴らしい出逢いに感謝し、その出逢いが子供たちにとってプラスになってくれるといいなと思っています。

先生のお家で食べたご飯、いっぱいしたお喋り・・・。

学校の合唱曲の練習をがんばったこと・・・。

全てが子供たちの心に素敵な出来事として刻まれますように・・・。

そう願いながら日々、子供たちと接しています。

もちろん、一番は感性豊かにピアノを楽しんで演奏することができるように・・・。

楽しいレッスンで一緒に成長していけたら幸せです。

 

                         見取  愛